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  • 院長 山本

院内セミナーを行いました


 当院では12時~16時の時間帯は、手術、往診、精密検査の時間となっていますが、月に1~2回程度、外部から講師をお招きし、院内セミナーを開き研鑽に努めています。

 本日はベーリンガーインゲルハイム社による日本初の猫用インスリン製剤のお話でした。

 インスリンは糖尿病の動物には必須のお薬ですが、今まで日本には動物用のものはありませんでした。そこで、人用のインスリン製剤で治療をするわけですが、問題となるのが注射の液量が少なすぎるということです。人と比較して体重が軽い動物の場合、とりわけネコちゃんでは注射量がものすごく微量になるケースがあり、専用の微量注射用の注射器をしても調節が難しいことが多々ありました。

 今回、登場する猫用インスリン製剤を使用することで用量の調整が容易になり、今まで血糖値のコントロールに苦労していたネコちゃんの治療がしやすくなることが期待できます。

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