top of page
  • 院長 山本

セミナーに参加しました


本日は診療終了後に入間で学術セミナーに参加しました。テーマは「短頭種」です。

 短頭種は、パグ・ブルドッグ・フレンチブルドッグ・ボストンテリア・シーズー・チワワ・ボクサーなどの、いわゆる「鼻ペチャ」のワンちゃん達のことです。

 短頭種は、ブリーディングの過程で頭が大きく、マズルが短くなりました。その結果、鼻、喉、気管の解剖学的特徴によって、気道が狭くなってしまいました。程度によりますが、気道が狭くなることで常に呼吸に努力を要するようになり、鼻や喉の粘膜が腫れたり、喉や気管が弱くなります。そうなると呼吸困難という症状がみられ、最悪の場合には窒息死に至る可能性もあります。

 基本的には慢性進行性の疾患であり、進行してしまうと一生苦しみながら生活を送ることになってしまいます。気道が狭いことが疑われるワンちゃんは、早期の手術が推奨されます。当院では避妊去勢手術時に同時に実施することをお勧めしております。

 いびきが気になる、興奮するとガーガー喉が鳴る、飲食時によくむせるなど、気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。

閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page