★学術セミナーに参加しました★
診療終了後に東京で循環器セミナーに参加しました。心臓エコー検査5回シリーズの1回目で、テーマは「僧帽弁閉鎖不全症」です。 僧帽弁閉鎖不全症は、中~高齢のワンちゃんで最も多くみられる心臓病であり、心臓内を仕切る扉(弁)がうまく閉まらなくなり、血液が逆流を起こす疾患です。初期には無症状ですが、進行に伴い咳や運動時の易疲労性、さらには呼吸困難等を引き起こします。 診断は聴診・X線検査・心電図検査・エコー(超音波)検査等を組み合わせて実施しますが、最も情報量が多く重要な検査がエコー検査です。今回のセミナーでは僧帽弁閉鎖不全症の診断と病態把握のために有用な検査項目についてじっくり学ぶことが出来ました。 セミナーで学んだことを日々の診療に役立てていきたいと思います。