• 院長 山本

院内セミナーを行いました


当院では12時~16時の時間帯は、手術、往診、精密検査の時間となっていますが、月に1~2回程度、外部から講師をお招きし、院内セミナーを開き研鑽に努めています。本日は、株式会社インターベットによる3か月効果が持続する経口ノミダニ駆除薬のお話でした。  ☆ブラベクト(https://www.bravopets.jp/owner/)

 ノミダニ駆除薬は、以前は外用のスポットタイプが主流でしたが、近年では美味しく食べられる経口タイプが登場し、ノミダニの予防が簡単に出来るようになりました。

 ノミやマダニは、特にお外へ散歩に行く場合には必須の予防です。近年では、マダニの寄生が大変多くなっていて、当院近辺でも、しっかり予防していないワンちゃんではかなりの確率でマダニに咬まれる被害で発生しています。

 マダニはワンちゃんの皮膚に咬みつき、皮膚に穴をあけて吸血しますが、この時に病原体が感染する可能性があり、マダニ媒介性疾患の感染の原因ともなります。

 マダニ媒介性疾患には、バベシア症やライム病など命にかかわる疾患があり、近年ではSFTS(重症熱性血小板減少症候群)がクローズアップされていますが、これは人に対して重篤な症状を起こさせる大変危険な伝染病です。国立感染症研究所によると、現在までに228人の患者さんの報告があり残念ながら約25%の方が亡くなっています。まだ関西以西での発生がメインであり埼玉県では報告されていませんが、いつ県内で発生してもおかしくない状況のようです。

 さまざまな研究により、野生動物や家庭飼育動物においてもSFTSウイルスが不顕性(症状を出さずに)に保有されていることが判明していて、マダニを介してウイルスの感染拡大が非常に懸念されるところです。

 マダニは道端の茂み等に潜みお散歩中のワンちゃんに寄生しますので、自宅から一歩も外に出ない、もしくは、地面を歩かないという場合を除いて、しっかりとマダニ感染を予防することが、ご家族にとっても重要となります。

 マダニが活発に活動する春~秋にかけてはもちろんのこと、冬場でもマダニはいなるくなるわけではありませんので、お外へ積極的にお散歩に出かける場合には通年の予防をお勧めしています。

 毎月、予防することをうっかり忘れてしまう場合には、3か月効果が持続するタイプのお薬が大変便利です。興味のある方はスタッフまでお問い合わせください。

#院内セミナー #寄生虫 #予防

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